ホームページでは特化することが重要か?

特化するとか、専門特化するとかよく言います。

WEB上での戦略の一つとしては、“自社の事業の得意な分野に限定したホームページを作成する” ことです。

例えば、行政書士って言っても何をやってくれるのかイマイチわからなかったりします。

そこで、会社設立業務サポートが得意な行政書士です! とホームページで大きくアピールします。

いさぎよく”会社設立専門の行政書士です” と言いきってしまい、会社設立専門のホームページを作成したりするのもアリです。

二つの行政書士事務所のホームページがあったとして、

「一つは、通関業務や建築確認申請、相続など10種類くらいのメニューの一つに会社設立サポートのメニューがある」

「一つは、会社設立のサポートを専門にしているとトップページに大きくアピールしている。」

その他の色んな条件が同じだとすれば、単純に考えれば、後者ホームページの方が会社設立業務に関しては集客力があると考えてます。

色んな業務に対応できるのだから、それを全部詰め込みアピールしたい気持ちがわかりますが、10ページくらいのホームページでそれをすると、一つ一つが弱くなってしまうんですね。

特化すると、

・専門性を強くアピールできるし、

・SEO対策や広告も的を絞ってやりやすくなるし、

・他との差別化が図れる。

といったメリットがあります。

ただし、上記の例のように一つの業務に絞ることだけが特化の方法ではないです。

地域に特化するというのも、特化する方法の一つです。

~市 とか ~駅前とか ~沿線など地域でも特化の仕方は色々あります。

街の歯科医院・治療院・クリニック・美容院など割と狭いエリアをマーケットとしている事業では、特化するというより必須事項ですね。

また、”女性へのサービスに特化する”  “サラリーマンへのサービスに特化する” などユーザの属性をあえて絞ることも方法の一つです。

特化した分野での実績やノウハウが蓄積され、そのノウハウから新サービスが生まれ、事業がどんどん発展していく。

そういった例を少なからず見てきました。

“特化する” というのは、ブランド力、ネームバリュー、資金力などがない中小企業や個人事業では、WEB戦略上、結構重要なポイントかと思います。

WEB・ホームページというツールが一般化して、競争は激しくなってます。

うまくいっている同業他社を真似るやり方だけで、うまくいくなんてことは考えない方が無難です。

特化しても他も同じ地域、同じ分野で特化してます。

なので、WEBで成功していている同業種だけではなく、他業種からもヒントを得つつ、ユーザーの声も集めて分析しつつ、

WEB上で何に特化して打ち出していくべきなのかを、模索していく姿勢が必要なのではないかと考えます。

とまあ、書いてみましたが、これは私自身の事業(バンビシステム)についても今後考えなければならないことだったりします。

 

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